大きな星空に潤いを

思いの丈(たけ)を綴る場所

【徒然感想】あの日を越えて笑顔で再会した私たち。それぞれの場所で、楽しさを重ね合った3時間。

※後半よりネタバレありますのでお気をつけて


20230111・0112 『ReAssembly』@大阪城ホール



エモが過ぎてラノベみたいなタイトルになった。



源さんのライブってまじで楽しくて、心が揺り動かされて、自然と身体が踊って、それぞれが自由に楽しめる、それが尊重される場所なんだけど、なんだろう。それを言葉で伝えようと思って文字にしようとすると、上手く書けないんですよね。情緒はすごくアツくて膨大なエネルギーが胸の中でうごめくんだけど、言葉にうまくできないんだよなあ。MCのこういうところめっちゃ笑った〜みたいな感想は別としてね。


アイドルの現場だと、やれあそこのパフォーマンスがかっこよかった、やれあのダンスとセリフは流石に結婚すぎる、やれ自担と〇〇が楽しそうにわちゃわちゃしていて、可愛くて無理すぎ死んだなど言えるんだけれどな。


源さんのライブは、音楽と照明と、そこに付随する源さんの表情やギターの弾き方、歌い方、あとMCでの曲振りの内容等々、そういうのを全部ひっくるめて全てが感情にクリーンヒットするから言語化が難しいんだよ多分。でも私はそういう星野源のライブが本当に好きなんだよな。

あとそのとき聴く自分の感情とか置かれてる環境によって、音源で聴いてたときとライブで聴く楽曲の聴こえ方が全く意味の違うもので入ってくるときがある。それが予想だにしない角度から来られると泣く。今回もあった。あれは良い気付きと新しい出会いだった。


源さんってまじで人生何周目なんだろう。そろそろ天界から神になってみないか?みたいな提案が来るんじゃないかな。


う〜〜〜ん何から書いたら良いのかまとまらないな。
タイトルに徒然感想って入れとくので、気の赴くままに書いていきます ちょっとだけネタバレあります
見たくない人もしいらっしゃったらここでブラウザバックしてくださいね





〜ブラウザバックタイム始〜










〜ブラウザバックタイム終〜






いいかな?もう気にせず書いちゃうヨ












OPはHelloSongが流れながらの映像だったんだけど、東京五輪に絡めて作られたこの曲が、今このコロナ禍で盛大な伏線回収になるなんてあのとき誰が想像したんだろう。

いつかあなたに いつかあなたに
出会う未来 Hello Hello
いつかあの日を いつかあの日を
超える未来 Hello Hello
笑顔で会いましょう

コロナ禍始まった直後の10周年の配信ライブで、自粛自粛、いつまた誰かと一緒に笑い合いながら集まれる日が来るかわからなかったあの時。いつか"この日を"と歌ったあの日から約3年、私たちはやっとみんなで笑顔で会える日が来たんだと思ったら目の前がすごく滲んでしまった。


そしてライブが始まる。ライブの一曲目は『化物』。
星野源が、星野源のライブが、私たちが、地獄の底から蘇ってきたんだこれは。
(星野源マニア、星野源変態の私たちの蘇りじゃ〜!!)


そのあとは泣く暇なんて無く、自分が想像しているよりも涙は少なくて、そんなことより楽しいという気持ちが上回っていた。


ライブパートのセトリは待ち続けた3年間を全て回収して相殺してくれるほど良いセトリでしたね…。ライブの定番曲、ライブではあまりやらない曲、初めてやる曲、今後はもうしないであろう曲、懐かしい曲、色々やってくれて、本当に超贅沢星野源盛り沢山定食という感じだった。

セトリモロ載せはなんかちょっと気持ちが乗らないので、感想を言いたい部分だけ言っていく


改めて、星野源さんのライブの照明演出が好き過ぎることに気がついたんだけど、特に『Present』ね。『ミスユー』からの『Present』の流れ好き過ぎて気が狂いそう。
『ミスユー』はCメロが好き過ぎるんよ。なんか、メロディーも歌詞も好きで、上手く言えないんだけど胸が締め付けられるというか、もうなんか苦しくて苦しくてでも好きー!!みたいな感覚。
ミスユーを聴きながら、自分の近くでも自分とは直接関係のない遠くの人でも、この3年間の間でたくさんのお別れも出会いもあったなと。私の日常は何も変わらず過ぎていきながら、その端々で時々思い出す、あの人たちは今、元気にしているだろうか。どこかで笑っているだろうか。
この短いような長いようなこの3年の間の、さまざまな出会いと別れを思い出していました。


『Present』はPOP VIRUSのときからそうなんだけど、大サビからの照明演出が本当に好きで、それまでずっと曇っていて暗くて光が見えにくかったのが、Cメロでブワッと晴れて白いライトで幻想的に神々しくステージが照らされていくのが本当に好きなんですよ。目頭ホットポイントです。
このコロナ禍だって、私たちが望んだものではなく、運命だと言われればそう思わざるを得ないような世界的な出来事であるし、誰も経験したことないパンデミックとなってしまったし、世界では戦争だって起きてるし。でもこの状況もいつか霧が晴れるように道なき道を進んで行って笑っている未来の私たちがきっとこの先あるんだと思いながら聴いていました。


ここからはなんというか、自分に、それぞれの日々に、生活に、視点が置かれるような、セットリストでしたね。コロナ禍でつらい、世界では大きな争いが起きている、世の中は色んなことが起こり過ぎている。
だけど自分の生活に目を向けてみれば、隣には大切な人がいて、遠く離れていてなかなか会えなくても繋がっている誰かがいて。
希望が持てるというか、こんな世の中も自分の周りはそこまで悪くないなって思えるセットリストでしたね。ありがとう源さん。きっとこの状況はまだもう少し続くんだろうけど、頑張ろうって思えるセットリストだった。


『喜劇』を歌う前、MCで曲についての源さんの思いを話してくれたんだけど、そういうのも相まってめちゃくちゃ泣きましたね。喜劇でこんな泣くポテンシャルあるんや、わたし!?となりました。落ち込んでいたところから、元気になるまで戻って来れてよかったと思うし、そんな話はしていないけど、その隣にゆいちゃんがいてくれてよかったなあなんて勝手に思ってました。


ライブパートラストにて、
「笑顔で、会えましたね〜〜〜!!!」

満面の笑みで、歌詞を変えて歌ってくれた源さん。
それぞれの場所で頑張ってきた私たちが、それぞれクソみたいな毎日を、歯ァ食いしばりながら歩み続けて、それでも私たちはまだ生きていて、今日この日のために今までがあったんだと思えるくらい、楽しい時間だった。


そのあとはあのお二方のぎこちなさの残る可愛らしい司会や、あのメンバーたちのトークニセ(ニセ)
後半のトークとニセさんのショーは「今日ってニセ明さんのディナーショーだった?」って思うレベルの濃密なニセ時間でしたね。良い思い出回顧と笑いと、新しい思い出作りと、めちゃくちゃ良い時間だったな。

あと個人的には本物の聖太さんを生で見れたことがすごく感慨深かった…馴染みのありすぎる聖太さんだけど、声と存在だけ認知しているのみで、実際に出て来られると「...ほ、本物.....!?」となりましたね...。 (UMA?)
あと聖太さんと寺ちゃんのビジネス不仲漫才(?)が生で見れたのも嬉しかったです



あとはみんな単番だったから、本当にそれぞれがそれぞれの場所で源さんの音楽にのり、楽しんでいる風景がめちゃくちゃよかったですね。
各々が各々の場所で自由に重なり合いながら音楽を楽しんでいるあの空間が尊くて宝物すぎて、久しぶりのあの空気感に胸が熱くなりました。


初めて源さんのライブに来る人ももちろんいて、金テ銀テをスタンド席にも配ってる文化に「すご〜〜〜い!」って感嘆が上がっててニンマリした。


隣の人とちょっと緊張しながら「楽しかったですね…!」などと会話するのも楽しかったです


また会えたら、笑顔で会いましょう!
絶対に会うぞ〜〜〜!!!!!!!


今年も一緒に面白いことができるのを楽しみにしています。